消せるボールペンが爆発的に売れていますが、大部分の人が消せるボールペンと聞いて思い浮かべるのは「フリクション」だと思います。
しかし、その人気に対抗した商品が開発されました。
それが今回ご紹介する「ユニボール R:E」です。
フリクションに対抗する為にどういった工夫がされているのかご紹介したいと思います。
ユニボール R:Eの基本情報
先日東京出張に行くことがあり、マルゼン本店に行ってきました。
フロアが広く、文具もおしゃれなものがたくさんあり、色々買ってしまいました。
その中でもあまり見かけたことがないボールペンがあったのですが、それが今回のユニボール R:Eでした。
消せるボールペンの代表としてフリクションが有名ですが、こちらのペンも消せるタイプということでやっと対抗馬が出てきたのかととても面白くて買ってしまいました。
- インクの種類:熱消去性インク
- 太さ:0.5mm
- ノック式
- グリップ:ラバー
消せるボールペン(キャップ付き)
キャップがついているので見た目がスッキリします。
蓋を落としそうですが・・・
中学校の時とか掃除してたらシャーペンの蓋とかよく転がってましたよね。
ひっくり返すと消しゴム部分がロックされる
どういうことか、実際の写真と合わせて解説
<普通に持っている時>
ペン先を出すために押せる
↓
※指に食い込んでいるわけではありません。
<消したくてひっくり返した時>
消しゴム部分がロックされる
↓
押し付けても引っ込まない!不思議!
文字を消すために結構力入れてもビクともしないです。
消す時の感覚はフリクションに比べて硬くてしっかり消せるという感じです。
各機能評価
外観
メタルライクボディで結構スタイリッシュです。
グリップ
グリップ用のラバーがある為、しっかり握れます。
少し固めで、ラバーの厚さは薄いですね。
書き心地
あまり滑らかではありません。
少しつっかえるような、インクが出にくいような感覚で、強く書きすぎるとしっかりインクが出ません。
筆圧の高い方は少し書きづらさを感じるかもしれません。
重量感
重量感はほとんどありません。
軽すぎるということもなく安定感があり持ち続けてもあまり疲れません。
持ちやすさ
単色ボールペンの割に少し太めのボディーで持ちやすいです。
僕は特に手が大きいほうなので余計にそう感じるかもしれません。
逆に女性の方のように手が小さく、軸は細めが好き!という方は少し太く感じられるかもしれませんが、太すぎることはないと思います。
インク溜まりがないか
特にインク溜まりはありませんでした。
しかし、線を引く際、やはり書き心地に不快感があります。
スッとインクが出てくれない感じ、掠れているような筆跡。
少し見にくいかもしれませんが、線の真ん中に白い部分がところどころあります。
滲みについては特に問題なく、書いてから3秒後、書いた文字を触っても特に滲みは出ませんでした。
本体のカラーバリエーション
かなり豊富です!
オフブラック(黒色)のインクであれば通常のカラーが全11色、さらにディズニーのデザインが4種類、合わせて15種類もあります!
よりどりみどりですね!
また、インクの色に合わせた色が7色あります。
ここまでボディーの色が豊富にあるのはなかなかないと思います。
選ぶのに悩みますが楽しいですね!
芯のバリエーション
ボディと同様インク色も豊富です。
しかも色の名前がおしゃれ。
・ボール径:0.5mm
・インキ色:ローズレッド、コバルトブルー、バイオレット、グリーン、サンオレンジ、チェリーピンク、スカイブルー
ただし、ブラックについてはフリクションの方が濃いです。
こちらのブラックは少し灰色の様な色なので、少し控えめな色の方が好きという方はおすすめです。
替え芯の入手性
それなりの大きさの文具コーナーがあれば安易に手に入ります。
価格も黒の1本入りで100円程度。
価格
200~300円程度。
単色にしては少し高めですが消せるという観点から特に高くは感じません。
ただし、比較対象となるフリクションは市場に浸透しているため少し値段が安く手に入るようになってきています。
それを考えるとまだ浸透していないぶん価格では不利ですね。
総合評価
評価は星4つです!(星5つ中)
僕にとっては書き心地が少しネックで、フリクションと比較しても書き心地がイマイチなところがとてももったいないなと思います。
ただ、豊富なボディーカラーはとても楽しめますし、消しゴム部のキャップにより見た目が普通のボールペンと特に変わりなく使えるということはフリクションにない魅力です。
色々なボディーを集めて毎日気分で変えてみるのも楽しいかもしれませんね。