今ではほぼ毎日パソコンを使用することが多いのではないでしょうか。
しかし、パソコンの進歩はとても早く、より高性能に、またデスクトップやノート、最近はタブレットと様々なタイプが出てきています。
「専門用語がいっぱい出てきてわからない」
「どこのメーカーがありすぎて悩む」
「同じように見えるけど値段が違うのはなぜ?」
などなど色々悩んでいるあなた!
簡単にパソコンの選び方についてのレクチャーをしていきますので順番に頭に入れていってくださいね。
自分に合ったパソコンを選ぶ
パソコンを購入しようと家電量販店に行くと様々な選択肢があり、どれから見ていけばいいのかわからなくなります。
自分にはどんなパソコンが必要なのか、ひとつずつポイントを踏まえて確実に選択していきましょう。
パソコンのスタイル
まずはパソコンのスタイルです。
デスクトップ型にするのかノート型にするのかが一番初めの選択です。
「自宅以外でも作業がしたい」
「使わない時は片づけたい」
そんな方はノート型をお勧めします。
「固定された場所でしか使用しない」
という方はデスクトップ型がいいでしょう。
スペック
パソコンのスタイルが決まったら次はスペックです。
スペックと比例して価格も上がります。
スペックを決める際は自ずと予算との相談も必要になってきますので、ある程度の妥協は必要かもしれません。
スペックと一言にいっても、商品の値札には様々な情報が記載されています。
例えば、
- OS
- CPU
- メモリ
- ストレージ
どれも専門用語ばかりで一気に疲れてしまいそうです。
メモリやストレージに関しては何となくわかる方も多いと思いますが、そのパソコンの容量を表しています。
容量は後から外付けでいくらでも増やせますので、メモリが4GB、ストレージが128GBあれば容量不足でたちまち困ることはないでしょう。
CPU
重要なのはCPUです。
これはパソコンの頭脳を表す用語で、処理速度に関係します。
「Intel○○搭載」という言葉を聞いたことはありますか?
テレビCMでも時々耳にするフレーズですが、CPUのスペックをアピールしているものです。
CPUのグレードは一番良いものがIntel Core i7で、
Intel Core i7 > Core i5 > Core i3 > Core 2 > Pentium > Celeron
の順に性能が悪くなります。
ほかにも細かく種類がありますが、お店で説明されるのはだいたいこの6種類です。
Core i7は処理速度が速く、複数の作業を同時に行ってもスピードが遅くなることはほとんどありません。
Core i3以下になると、いくつものタブを開いた状態で作業すると処理速度が遅くなります。
サクサク作業できるに越したことはありませんが、少しくらい遅くても待てるという方はCPUのスペックを下げて価格を抑えることもできます。
国内メーカーと海外メーカーで値段が違うのはなぜ?
自分の希望するスペックが決まったら、商品の値札に記載されている情報を細かく見ていきましょう。すると、ある疑問が浮かぶと思います。
「CPUがCore i5のパソコンとCeleronのパソコンが同じ値段で売られている」
「・・・なぜ?」
処理速度が遅いCeleronと比較的早いCore i5がなぜ同じ価格で販売されているのでしょう。
もちろん発売時期の違いもあると思いますが、一番の理由は「メーカーの違い」です。
国内メーカー(FUJITU、TOSHIBAなど)は価格が高く、海外メーカー(DELL、Lenovoなど)は比較的安価で販売されています。
同じCPUスペックで比べてみると、国内メーカーの方が5万円以上高く販売されています。
この値段の差はソフト面でのサポートの差なのです。
国内メーカーのサポートは、パソコンの操作で困った時や、壊れた時などの対応がスムーズな点が挙げられます。
もちろん日本人が対応してくれます。
一方海外メーカーのサポートは、日本語が流暢な外国人が対応にあたる場合があり、すばやく問題解決に至らない場合もあります。
ですが、わざわざメーカーのサポートを受けなくても、家電量販店の店員さんに聞けば解決することもあるでしょうし、故障の際も保証期間内なら対応してくれます。
5万円以上払って国内メーカーを購入するより、量販店独自の「○年保証」というサービスを付与した方が価格を抑えることができます。
<国内メーカー>
- 価格:高い
- メーカー保証が手厚い。日本人対応
<海外メーカー>
- 価格:安い
- メーカー保証が滞る場合がある。ただし、簡単なサポートであれば家電量販店の保証延長等で対応可能な場合もある。
以上の点を踏まえてパソコンを買いに行くと、店員さんの文言に左右されることなく、自分に合ったパソコンを購入することができるのではないでしょうか?
ぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。