海外旅行に持って行くのにおすすめなクレジットカードは、結論を言ってしまうと特にありません。
ですが、海外旅行でのクレジットカード利用の注意点はいくつかあるので、今回はその注意点に触れつつご紹介します。
・これから海外旅行にいくので、おすすめのクレジットカードを知りたい。
・海外旅行中にクレジットカードを使う際の注意点なども知っておきたい。
アメリカへの短期留学やイタリア、フランスなど欧米諸国、バリやタイなど東南アジアなど海外旅行に飛び回っている僕がお教えします。
色々調べてみると怪しい情報や使えない情報もあったり、実際に自分が体験したことも交えつつ書きたいと思います。
海外旅行におすすめなクレジットカードはないという理由
僕の最もおすすめするバリ旅行も含めて、海外旅行に行く時、どんなクレジットカードでも問題なく使えます。
しかもカードの種類が違うからといって大差はありません。
日本はまだ現金を使うことが多いですが、海外を見てみるとアメリカなんでほぼクレジットカードだけで生活できる社会ですし、バリでもレストランやホテルならクレジットカードOKです。
イギリス、オーストラリア、シンガポールなどでも同じです。
『海外旅行におすすめなカード!』という記事もありますが、正直ほとんど大差はありません。
普段から日本で使い慣れているカードがあるならそれでOKです。
とは言え、せっかくこの記事にたどり着いていただいたので、クレジットカードの注意点とお得な知識もまとめますね。
海外旅行前に知っておくべき、クレジットカード利用の注意点3つ
次の3つは覚えておきましょう。
① 持っていく枚数は2枚以上
② 限度額は少し多めにしておく
③ 国際ブランドはJCBかVISA
その① クレジットカードの枚数は2枚以上にすること
海外だとクレジットカードがよく止まります。
止まるというのは使えなくなるということで、海外旅行ではよくあることです。
海外旅行中にクレジットカードが止まり、そのせいで旅行に集中できなくなったら、買いたいものが買えなくなったらかなりテンションが下がりますよね。
ですので、クレジットカードは最低でも2枚以上、できれば3枚は準備して持って行くべきです。
年会費が無料で海外旅行保険も付いてくるので、楽天カードかリクルートカードかエポスカードを選んでおけば問題ないです。
その② クレジットカードの限度額は少し多めにしておくこと
バリなど南国リゾートへの海外旅行ではレストランにエステ、お土産など色々とお金を使います。
現地でのツアーやチャーターカーの支払いなどもかかります。
基本的にクレジットカードの限度額は、学生で10万円くらい、社会人なら30万くらいに設定されている場合が多いので、すこし多めにしておきましょう。
僕が学生のころに海外に行った際は、クレジットカードの上限を20万円にしていました。
現在は社会人なので50万円にしていますが、あまり上げすぎても使わないし万が一のことを考えると、これくらいの金額なら安心かなと思います。
その③ クレジットカードの国際ブランドはJCBかVISAにすること
おすすめの国際ブランドは1枚をJCBにして、もう1枚をVISAにするという持ち方です。
同じ国際ブランドのカードばかりを持つのはやめましょう。
店舗によって使えるブランドが限られている場合があり、そういったところで1つの国際ブランドしか手持ちがなかったら使えないことになります。
海外旅行中にせっかく買いたいものがあったのにカードのせいで買えなかったなんてことがあったらとても後悔しますよね。
そういったリスクを減らすためにも数種類、最低2つのブランドを持っておきましょう。
選ぶ人は少ないと思いますが、Diners ClubやAMERICAN EXPRESSは使えない場合が多いです。
為替手数料の比較
国際ブランド | 為替手数料 |
---|---|
Diners Club | 1.30% |
JCB | 1.60〜2.03%(カード会社によって異なる) |
VISA | 1.60〜2.50%程度(カード会社によって異なる) |
MasterCard | 1.60〜2.50%程度(カード会社によって異なる) |
AMERICAN EXPRESS | 2.00% |
JCBは使えないという印象が強かったりするのですが、実は為替手数料が安いです。
なので、海外旅行のメインカードはJCBが良いですね!(もちろん複数ブランド持つ前提です。)
Diners Clubは手数料が安いですが、先ほども言ったように対応していない店舗が多すぎるのでおすすめしません。
お得に海外旅行をする為のクレジットカードの豆知識
せっかくなので、海外旅行で使えるクレジットカードでちょっとお得な豆知識をご紹介します。
その① 付帯海外旅行保険
その② キャッシング
その① クレジットカードの付帯保険について
クレジットカードには無料の海外旅行傷害保険がついています。
なので、そこまで保証額などを気にしないのであれば海外旅行の保険にわざわざ入らなくても大丈夫です。
保証内容は楽天カードであればこのような内容です。
詳しくは楽天カードのホームページから確認してください。
注意点は保険が有効となるには、日本を出国する以前に下記に該当する代金を楽天カードで支払っていること。
自宅から出発空港までの交通費(公共交通乗用具の運賃)
または
海外旅行代金(募集型企画旅行の料金)
上記の支払いをしていない場合は付帯保険の適用にはならないので、十分注意してくださいね。
一番確実なのは楽天カードでツアーの支払いをすることですね。
他のカードも基本的な仕組みは同じです。
しかし、医療費の高い国(アメリカ・イギリス・オーストラリア)では、もう少し保証が高い保険に入っておきましょう。
どんな保険をかけるかは自己責任です。
海外でどのようなことに巻き込まれるのかも自己責任ですので、十分注意して海外旅行を楽しんでくださいね!
とはいえ、まだまだ海外旅行保険に入っている人は多いですので、ご家族など同伴者と一緒にどうするか決めて見てくださいね。
その② 現地での両替はキャッシング
海外だともちろん日本円は使えませんので両替が必要です。
現地の両替所で『円→外貨』両替をする人がとても多いのですが、実はキャッシングの方が安いです。
詳しくはバリ旅行を安い費用で行くには?自分で見つけるおすすめ旅行【東南アジア】に書きましたが、海外初心者だと「キャッシング」と聞くとちょっと不安かもしれません。
なんかあまり良くない響きと感じる方もいるかもしれませんが、海外旅行で通貨を手に入れるためにはキャッシングは一番手軽で安全な方法です。
バリでも街中にはATMがたくさんありますので、キャッシングで必要な分だけ現地のお金を引き出してください。
最近では楽天カードで海外でのキャッシングのデモができるページまでありますので、一度見てから行くと海外でも少し安心ですね。
海外のATMは壊れているところも多く、クレジットカードが出てこなくなったりする場合があります。
サポートの電話対応の番号は別に控えておき、出てこなくなった場合はその場を絶対に立ち去らず、すぐに電話してください。
万が一のためにも、海外旅行、特にバリへの旅行ではSIMフリースマホが大活躍するので、持って行くことをおすすめします。
結論:海外旅行にクレジットカードは必要だがおすすめは特にない
海外旅行でのクレジットカード事情をご紹介しました。
最後に豆知識も含めた海外旅行に持って行くクレジットカードについてのおさらい
・海外旅行におすすめなクレジットカードはない。でも2枚以上持っていきましょう。
・カードはなんでもいいけど、楽天カードかリクルートカードかエポスカードが無難です。
・クレジットカードの限度額は少し多く設定して、国際ブランドはJCBかVISAがおすすめ。
・JCBやVISAなど異なる2つ以上の国際ブランドのカードを持って行く。
・クレジットカードには付帯保険があるので、必要に応じて他の海外保険を探しましょう。
ただし、支払いをカードでしていなければ適用されませんのでご注意を。
・海外旅行で通貨が欲しい場合は現地でのクレジットを使ったキャッシングが良い。
・万が一のためにもSIMフリースマホは持っておきましょう
以上でクレジットカードの心配がなくなりましたね。
バリ旅行を満喫したら他の東南アジア諸国も旅して回ってみましょう。
きっとあなたの知らない楽しみとたくさん出会えますよ!
クレジットカードだけではなくてせっかくならマイルも貯めたい!という方はこちらの記事をどうぞ。