あなたもこう思っているかもしれませんが、SIMフリーは襲ってきませんし何も怖くないですよ。
ただし、失敗しないように知っとくべきことは知識として入れておきましょう。
・SIMフリーって何?
・SIMフリー選びを失敗しない方法
SIMフリーの端末はどのSIMカードでも使えるわけではない落とし穴
落とし穴は「単体でSIMフリー端末を買って、SIMカードを契約していざ使おうと思ったけど電波が入らない?!」となるパターン。
SIMフリーのスマホだったらどんなSIMカードでも使えると思っている方も多いと思いますが、実はそんなことはありません。
格安SIMカードを取り扱う会社によって使っている電波が違います。
簡単に格安SIMの仕組みをお話します。
基本的に格安SIMは自分で電波を出すアンテナや回線を持っているわけではありません。
ではどうしてるかというと、大手キャリア、日本ではdocomo、au、ソフトバンクが持っている電波(周波数:正式にはBANDと言います)の一部分借りて運用しています。
ということは、選んだSIMカードによって借りている電波が違うので、その電波を受けることができる端末を選ぶ必要があるということです。
これは例えばdocomoの電波を受けれる端末にauの電波を借りてるSIMカードを差すと起きます。
ラジオで言うと、聞きたい番組はFM12.3だけど、FM32.1に繋いで「聞こえないよ!」と言っているようなものです。
そりゃ聞こえませんよね、だって周波数合ってないもん。
安いのを探して買うことはとてもいいことですが、端末とSIMカードには組み合わせがあるということに注意しましょう。
端末とSIMカードの電波(BAND)が合っているものを選ぶ
SIMカードの大きさが合わない落とし穴
端末とSIMカードを別に注文して、サイズが合わなくて使えないという落とし穴にハマります。
端末にいれるSIMカード、大きさが3種類あります。
標準SIM、microSIM、nanoSIM
最近はスマホが軽量化、小型化、薄型化しているので、microSIMやnanoSIMが多い印象ですが、端末によってSIMカードの大きさが違うので注意してください。
先に購入する端末のSIMカードの対応サイズを調べておきましょう。
端末のSIMカードのサイズを確認する
電波が弱いという落とし穴
これは正解でもあり不正解でもあります。
全てのSIMフリースマホがどんなSIMカードでも使えるわけではないという説明をしましたが、そこで電波の話をしました。
基本的には大手キャリアの電波の一部を借りてるので、SIMカードの会社の容量に制限があるということです。
すると、その容量を契約者全員でシェアしているため、一気にアクセスが増えるとすぐにが容量いっぱいになってしまい速度が遅くなったりします。
(例えばライブ会場など人が集まって一斉に連絡を取るような場所などで起きます。ただし、そういう場所では大手キャリアもパンク状態なので同じですが。。。)
ただし、日常生活のシーンで使うには十分容量の余力があるので、日常生活において基本的には遅くなったり繋がらなくなって困る心配はありません。
電波は日常生活では慢性的に困るレベルではない
失敗しないためには?
どの端末がどの電波に合っているか正直調べるのは面倒ですよね。
一番手っ取り早いSIMフリースマホを使う方法は「SIMカードとスマホ端末のセットを申し込む」ことです。
これが安全かつ確実な方法で手間もかかりません。
契約したいプランを見つけてそこの会社のスマホとセット契約、もしくは欲しいお気に入りのSIMフリースマホがあるのであればそれをセットで提供しているSIMカード会社と契約をすれば失敗なく使えます。
SIMフリーとスマホがセットで販売されている代表的なSIMカード会社をあげておきます。
・UQモバイル(データ高速+音声通話プラン:税抜き1,680/月、3GBまで)
・IIJmio(データ高速+音声通話プラン:税抜き1,600/月、3GBまで → 税抜き1,300/月、4GBまで)
・Y!mobile(データ高速+音声通話プラン:税抜き2,980/月、1GBまで → スマホとセット:税抜き1,980円、2GB )
安さとデータ量、扱っているSIMフリースマホの種類の多さで考えるとIIJmioがおすすめです。
セットで買わないといけないの?
もちろんセットではない購入方法もあります。
「セットなんて面白くない!」という方には落とし穴にハマらない調べ方をお教えしますが、基本的にスマホとセットで契約する場合と同じです。
①価格やデータ容量など使いたい契約プランを調べる。or 使いたいスマホを選ぶ
参考:【2018年1月】おしゃれで安い!SIMフリースマホ最新ランキング
②SIMカードの会社がスマホとセットで提供しているプランを見てどのSIMカード会社なら使用できる電波なのかを確認する。
③SIMカードのサイズは端末の情報を調べる。
IIJmioはどちらの電波(周波数)か選択できるので、できる限り失敗しないようにするためにはいいと思います。
どこのSIMカード会社も取り扱っていないSIMフリースマホはおすすめしません。
理由は落とし穴にハマる可能性が高くなるから。
初めて契約でも機種変更でもそのときの最新情報を仕入れましょう。
いかがでしたか?
僕は大手キャリアからSIMフリースマホにして月々約7,000円ぐらい安くなりました。
初期費用として端末料金がかかりましたが、それも2万円台なので4ヶ月もすれば特になってくる計算です。
訳がわからないから怖い、なんか危険な気がすると言うだけで乗り換えないのは損です。
浮いたお金で楽しいこと・やりたいことがたくさんできるんじゃないですか?
少しでも不安を解消して一歩を踏み出してみましょう!